This Japanese article was published in the magazine of the Japan Wind Energy Association.
この記事は一般社団法人日本風力エネルギー学会の会誌112号に掲載されたものです。
ウィレム・アレキサンダー国王が東京でオランダ洋上風力イベントを開会
(「洋上風力発電」使節団の来日)
オランダ王国大使館 科学技術部 シニア・アドバイサー Rob Stroeks
株式会社JIST 堀内 健司
1.はじめに
オランダ王国ウィレム・アレキサンダー国王陛下及び同王妃陛下の国賓来日、及びヘンク・カンプ経済大臣の来日の際、10月30日(木)に、洋上風力を中心に再生可能エネルギーをテーマとしたイベント「Energy Decisions」を開催した。プログラム冒頭にオランダ国王による開会挨拶と、カンプ経済大臣と山際大志郎経済産業副大臣を含む4テーマの基調講演の後、来日した24社38名の関係企業・研究所による講演会、ワークショップ、ビジネス・ミーティング、ポスターセッション、商品展示などを実施した。日本の産学官より300名以上の関係者が来場され、着床・浮体式洋上風力の様々な交流が図られた。使節団がオランダの技術と商品を提供することだけでなく、洋上風力のコスト削減に必要な日本の経済・技術的な投資を求めて、洋上風力などの海洋再生エネルギーに貢献する日蘭協力を目指している。このような使節団は、2013年6月の海洋再生エネルギー使節団に次いで2回目の企画である 。
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